北海道の中央に位置する石狩川の中部処理区を計画の対象として、合理的な公共投資や都市の生活環境整備とともに、石狩川の水質保全を図り、併せて地域の水資源を保護するものです。
行政に密接な関係にある中空知地区の6市4町(芦別市、赤平市、滝川市、砂川市、歌志内市、美唄市、奈井江町、新十津川町、上砂川町、浦臼町)と北海道は、行政区域にとらわれないで、自然の地形を利用し、石狩川の流域を単位とする広域的な下水道、石狩川流域下水道を計画しました。
流域下水道により、構成市町に設置された公共下水道から流れてくる汚水を集め、奈井江浄化センターで一括してきれいな水に戻し石狩川に放流しております。こうすることで各市町が個々で処理するより経費が掛からず、より高度な浄化処理が可能となりました。
浄化槽汚泥等受入施設を設置し、平成27年度から石狩川流域下水道の6市4町に雨竜町、月形町を加えた6市6町から発生するし尿等の受け入れを行っております。
従前6か所の処理施設で行っていた し尿処理業務を一か所に集約して行うことで、経費の削減が図られております。
石狩川流域下水道は、下水を処理する浄化センター及び管渠の施設は北海道により設置され、これらの施設の管理・運営は石狩川流域下水道組合(一部事務組合)により共同運営されています。
また、平成27年からは構成する6市6町から発生するし尿及び浄化槽汚泥の共同処理を行っております。
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令和5年度事務概要.pdf